Sフィールドの光と影

ア・バオア・クー 戦艦グワジン

これはVer.Kaでボールが出るから何かしませんか、と言われて
ボールのくせにカッコいいもんだから、ついこんな事に。
カトキ氏に中の秘密メカとか描いてもらったり、
プラモのパッケージも本物のデザインをした人にやってもらったりで、ありがてえなー、と思ってます。

 ●ボールの製作

制作途中の赤いボール。
売ってる色プラはランナー1枚の中で色が分けられていますが、テストショットだと一色の時もあります(上右図参照)。
だから色の数だけランナーがあって、余ったパーツでこんな風に組めたりします。
塗装するから一緒なんだけど、ちょっとテンションが上がる。

 ●シャア専用ボール

シャア専用ボール

シャア専用ボール出来上がり。シャア色が筆塗りなので少しもったりしてる。
腕を短くするためにゴム的なパーツも少し切ってます。
窓のグリーンはメタルカラー折り紙を丸く切って入れてます。真ん中にコンパスの針の穴が空いたままだ。
デコのジオンマークが隠れてしまうのでバーを切断してバルカン砲ぽくしました。


中のシャアはこの角度。

 ●ボール格納庫

編集部の方で格納庫をモデラーさんに発注してくれるというので
10cmの方眼を背景にテスト撮影。
これで寸法を出してモデラーさんに作ってもらいます。

シャア専用ボール
シャア専用ボール


で、計画通り上手くいってよかったなあ。

ジオン兵は何かのフィギュアの改造。
1/100かどうかは失念。


ジム、普通のボール、壊れたボール。

 ●写真スタジオで撮影準備


この回の見開きやボール格納庫などは
ちゃんとした写真スタジオで撮影してもらいました。
モデラーさんに作り起こしてもらった戦艦や格納庫。

 ●写真スタジオで撮影


事前に作った3DCGによるシミュレーション。
これをスタジオの人に見せて、相談して撮影していきます。

他のアングルの画像もあったはずだが見当たらない。


最終的には一個一個ばらばらに撮影したものを
合成していくのですが、まずは全体的にどうなるかの
参考画像を撮影してもらいます。
こんな感じにセッティングします。


俺のカメラで撮るとこんなもんですが


ちゃんとした人がちゃんと撮るとこんな感じになります

MGザクF2

 ●ア・バオア・クーの表面の何か。


何だろうね。センサーとか位置を示してるとか通信の補助とか?

まあ何でもイイんで同じ形をしている物が遠くにもあると
ああ遠いんだなあ、て感じになるかと。

でも実際に画面に入れてみると
意外と目障りなのでほとんど消してしまった。

  ●ア・バオア・クーの宇宙岩


発砲スチロールを削ったり溶かしたりして製作。

メカ穴を作って小さなザクを配置したのもあります。
見開き画面の左上に。

何のプラモに付いてたザクなのかは失念。