●バロンの壁破壊
バロンはパワータイプのキャラクターです。
パワーの視覚化には
物を破壊するとか重たい物を持ち上げるとか筋肉自慢とかがありますが
パッケージ画像は壁破壊でやっております。
パッケージ画像のラフ。破片は3DCGです。
間に合わせに作った物なので
かなりちゃちですが。
●フィギュアのポージング
パッケージにしろ壁紙にしろ
CG写真の目的はアッセンブルボーグをカッコよく見せる事です。
そして完成画像の成否の半分以上はポージングにあると思っています。
この場合のポージングはカメラのレンズを通した見たポーズの事です。
手元でカッコいいポーズをつけても写真に撮ってみると
あれ?てなる事があります。
同じポーズでもレンズの画角によって
かなり見た目が変わります。
できるだけ最初の印象に近い状態になるように
カメラをセッティングします。
(肉眼で見てる時って網膜に映った像を脳内補正しているので
単純に距離や画角だけの問題では無いですが)
で、カメラのモニターを見ながら色々微調整します。
例えばこの1枚目の画像、
「斜め上前方を攻撃しようと銃を構えつつ走る」を上から見てる図ですが
もう少し胸のメカを見せたいので ちょっとアングルを変えてみます。
すると2枚目の画像のように
イイ感じで後ろに蹴り出していた足が腕の後ろに隠れてしまう。
これでは「銃を構えてこちらに跳んでくる」にも見えてしまいます。
(足だけではなく顔の向きの影響も大きいですが)
ので、足を動かしたり腕のほうを動かしたり腰の角度を変えたりとか色々。
気が付くとモニター越しにカッコよくても、
横から見たら不自然な恰好になってたりもします。
まあ、あまり細かいとこばかり気にしてもあれなので
最初に自分がカッコいい、と思った印象を大事にするのが
一番ではありますが。