タミヤのフィギュア 1/35 その2

1/35 SCALE MILITARY MINIATURES

 ●ドイツ突撃工兵チーム ゴリアテセット (MM No.357)

タミヤ ドイツ突撃工兵チーム ゴリアテセット

そんなわけでゴリアテセット。
2018年3月ごろ製作。

操縦装置を鉄人28号のリモコンに改造してます。
これで大抵のメカは操縦可能だ。

指揮官。
双眼鏡のレンズはクリアー塗料の点付けで表現できるかと思いましたが
全然上手くいってません。そのうちに何とかします。

兵士Aの顔はちょっと男前。
プライベートライアンに出てた
狙撃兵っぽくしたかったのですが
私の塗装の技術ではこの辺止まりです。

兵士B。
前傾姿勢でものすごく操縦に集中してる感じ。
ゴリアテの操縦の難易度ってどんなもんなんだろう。タミヤの昔のリモコン戦車よりは難しいのかな、やっぱ。

リモコンのアンテナは
伸ばしランナーの先を熱して丸めた物。
ちゃんとした球には なってないけど
リモコンの面がゆがんでたり、アンテナの付け根にヒビが入っている事に比べれば大した問題ではありません。

ブリキロボはプラ板とかで製作。

大きさはこんなもんです。

模型の大きさを示す画像で
よくエナメルの瓶を横に置いてるけど
ウチにはエナメル塗料がないので
大きさがピンとこなくて。

で、空き瓶を買ってきたのですが
こうして写真に撮ると見栄えが良くないな。
空き瓶じゃなくて適当な色のを買えばよかったなあ。

まあ、そんな事よりせっかく鉄人のリモコンにしたのだから
鉄人を動かさなくては。肉眼で見えてしまう程の強力な電波で

鉄人28号は先日ようやっと引き出しの奥から発見したリボのやつ。
グーの手があったはずだが行方不明。

鉄人28号

巨号計画の実戦テスト第一弾。
相手はフランス軽戦車R35。払い腰と雑な合成で軽くどーん!

その上にイタリア戦車をがーん!
突進してくるイギリス戦車を足でずーん!

そこへマチルダがドッカーン!だけど負けずにドドドーン!

鉄人28号

「やったな、正太郎くん!」
「博士、私は正太郎君ではないです」
「いいんだ、私だって敷島博士じゃない」

こんな事するから
俺のプラモは細かいとこが壊れてくるんだよな。

それにしてもリボの鉄人はイイなあ。特に首周りの可動とか。

それはそれとして
鉄人は日本陸軍参謀本部直属の特科兵装砲兵工廠が
帝国大学工学部重機械科と共同で開発…と
とある本に載ってたけど、これって正しいのかな。

てゆーかこの鉄人、高さが約12cmなので1/35のプラモと絡ませると全高4.2mって事になる。ちょっと小さいよな。
でも原作漫画の鉄人も最初はなんか小さくて
大きくなった後もサイズはけっこう適当だったと思う。
昔に読んだっきりなんでよく覚えてないけど。


4.2mでも対人兵器としては十二分に威圧感があるけど
対戦車て事になるとやっぱ8m位は欲しいかなー。


あとさ、鉄人28号といえば「AKIRA」なんだけど
「AKIRAってのはあのでっかい黒い球が鉄人で、その操縦機であるアキラという少年を敵と味方が奪い合う漫画なんだ」
てのを人から聞いて「あー、なるほど言われてみれば」て思った。もう十数年前の話ですが。

タミヤ 日本陸軍将校セット

ところで
このフィギュアはタミヤの1/35日本陸軍将校セット。
2014年末に製作。

久しぶりに出してみたら
つや消し吹きすぎてて表面がカッサカサで。
なんか3Dプリンターの石膏粉末で出力したヤツみたいになってる。
もしくは落雁(らくがん)だ。

機会があれば塗り直したいと思いますが
今は思っているだけです。

なんか鉄人よりこっちのロボットの方が似合うな。
刀がロボットの操縦桿だ。
て事はこのおっさんはシンケンジャーか。
志葉家当主の15代目あたり。レッドだから赤く塗るか。
いや、またシャアになっちまうのでやめとこう。

肝心のゴリアテがこの状態だという事に関しては
誠に遺憾に思っております。そのうちに何とか。

そんなわけで最後にドイツ軍人の進化の過程を。

左から
ドイツ軍人、ベルリンタール人、
ジャーマンピテクス、ドイツ原人です。

人形の向きを間違えてるな。
普通こーゆー図は左から右へ進化して行くんだけど
まあいいや。終わり。

(2020.7)

 ●ドイツ ケッテンクラート中期型 (MM No.377)

昔に映画「プライベートライアン」を観て
「ケッテンクラートって あんなに速く走るのか」て思った人はきっと俺だけじゃないと思う。

原因は昔のプラモの箱絵のせいじゃないかと。歩兵と一緒に歩いてるやつ。
何となく ゆっくり走るイメージが小学生の脳に刷り込まれちゃって。キャタピラだし。

そんなケッテンクラートの1/35の新作が48年ぶりに発売。そりゃあ買うさ。そして作るさ。

タミヤ ケッテンクラート

新旧比較。
右側が昔のやつ。小学校の時に作った。

いや、正直に言おう。6年生の時に作った。
小6にもなってこれ?な出来だけど。

つか記憶以上に雑な作り方してるなー。

当時は塗料も
銀と黒鉄色と…肌色じゃなくて何色だろ、これ。
それくらいしか持ってなかった。黒いとこはマジックだし。

で、中学に入ってプラモはやめてしまう。
当時はみんなそんな感じだったよ。知らんけど。

エンジン部比較。

ダイカストエンジン。当時は意味が解らなかったが
ずっしりとした重量感をお楽しみください て事なのかな。
金属なのにどうやって接着したのか覚えていないけど
こうして座席が外れてるトコを見ると
プラモ用接着剤で無理やり固定したのかなあ。
あと、歩兵はたぶん捨てちゃってます。

↓新旧の重量比較。

今回の付属のフィギュア。歩兵A君とB君。
B君(左)は何故そんなに口がへの字なのか。何かイヤな事でもあったのか。
俺が耳の穴をドリルで開けたら真ん丸で変になったからか。
でもさ 塗装だけで耳の穴を表現するのは無理があって。

で エポパテで修正してみたが今度は穴が塞がりすぎた。
B君の機嫌は直らない。そしてA君も実は怒っているのかもしれない。

何故なら彼の指を銃把に密着させる為に
接着剤やらエポパテやら溶剤で
こんな事になってしまっていたので。
あとちょっとでビデオドロームだ。

その後のA君。あちこち削って指を再生。
銃把のディテールはあきらめました。
B君は色を塗っても不機嫌なままだ。

タミヤ ケッテンクラート

ドライバーのCさん。
もうちょっと おっさん臭い感じにしたかったんだけど
こんなもんで。

ヘルメットのベルトはマスキングテープの2枚重ね。
初めてやってみたんだけど何とかなりました。
ベルトの金具は出来ませんでしたが。

あと初めてついでに
1/35のメットにリベットを打ってみたんだけど
失敗しちゃって削り落としてます。
メットの表面が汚いのはそのせいです。

あと このフィギュア、
腕の接着時に位置決めをちゃんとすると
加工しなくても手がハンドルをしっかり握ってくれます。


箱絵っぽい画像。今回も歩兵と進軍中。
けどケッテンクラートの最大速度は時速70km。彼はまだ本気を出していない。


ちょっと本気を出すとこう。
「待ってくれー」
「1人くらい乗せてよー」

酔っぱらいを一人乗せる。
まだまだ乗せられそうだ。
4人乗せてみる。

5人。積載量は325㎏なので限界か。
あれ?積載量ってドライバーの体重も含めてか?
じゃあもう限界超えてるか。

6人。色んな意味で もう無理。

タミヤ ケッテンクラート

ケッテンクラートの登坂能力って
どれ位だったんだろう。
つか後ろの座席、
シートベルトなくて大丈夫だったのかなー。

終わり。

(2021.6)