●1/35 セイラとコアファイター U.C.ハードグラフ
そんなわけでセイラさんとコアファイター。
2011年2月に発売されたので多分その頃に作ったと思います。
このシリーズ、もう出さないのかな。ブライトさんの椅子とか出ないかなーて待ってたんだけどなあ。
ザクの頭とかジムの腕のヤツとかも作ったんだけど行方不明です。
このシリーズはメカがリアルな感じになってて
それに合わせてノーマルスーツもそれっぽい感じになっています。
これはこれでアリなんだけど俺が欲しいセイラさんはこれじゃない。
そんなわけでフィギュアは素組のままほったらかしてて。
このままじゃいかんなと、2013年にスーツの表面を削ってこの様に。
顔は口元をちょっと削った段階でヤバいと思ってストップし、
そのまま塗装して一旦出来上がりという事に。
で、2021年になって
今なら何とか出来るんじゃないかと
思って作業を再開。
数か月に及ぶ紆余曲折。
なんかもう途中からセイラさんがどうこうてのはどっか行っちゃって
とにかく人間の顔にしなくては、てのが第一課題になってます。
途中で色塗ってるのは、あきらめて塗装でごまかして終わりにしようと思って。
でもごまかせなくて結局あれこれ盛ったり削ったり。
6時間で完全に硬化します、が売りのタミヤの速硬化タイプのエポパテを使ってたんだけど
爪楊枝の先っちょ程度の量の盛り付けだと丸一日位かけて硬化させないと、削りの工程でボロっとなっちゃって。
量が少ないからきちんと混ざってない所為もあるんだろうけど時間がかかっちゃって。毎日ちょっとずつ作業してました。
最終的にはこんな感じに。こうして下から見ると
眼窩の深さが左右不均等なので目が段違いに見えてしまう。
けど、もういいや。
鼻の穴、開けといたはずなんだがいつの間にか消えてしまっている。
それも、もういいや。
頭は出来たが胴体にハメてみると
セイラさんにしては骨盤が大きいのが気になって、削る。
作業に邪魔な腕を接着面から外そうとしたら
折れてしまったけど些細な事だ。
腰にちょっと角度を付けたかったんだけど
早めにあきらめて、消えたディテールを彫り直して終わり。
そんなわけでセイラさん。
前述の眼窩の不均等も正面から見る分には
目立たないからOKだ。
足がちょっと変だけどそれもOK。
もちろんこれが俺の欲しかったセイラさんなのかと
問われれば違うと即答するけれど。
てゆーか
髪の毛が何かふわっとしてて違うよな。
やっぱりセイラさんの髪の毛はピシッと
エッジをたてるべきだったか。
リアリティはともかくとして。
セイラさんとコアファイターを直射日光で。
コアファイターは今回ちょっと色を塗り足した。
コクピットに無塗装の誰かが乗ってるが
接着されてて取り出せない。誰だこいつ。
あとコアファイターの計器盤が取れてて行方不明。
着陸脚の蓋も見当たらないし、整備不良も甚だしい。
俺がオムルだったら今頃は
ブライトさんにシバかれてます。
俺はね、Gメカはこのガンダムを内蔵している「Gアーマー」の状態がカッコよくて好きなんだけど
昔にカトキさんと対談させてもらった時、あの人はGブルが一番好きなんだと。
何で?弱点丸出しやないですか、て聞いたら「一番メカっぽいから」だって。
心の琴線に何が響くかは人それぞれだ。
とは言えこのGメカ、組み換え用のパーツが行方不明なのでGブルにしてあげられない。
俺はやっぱりブライトさんにシバかれるのか。
中のガンダム。あまり動かないけどかっこいい。
ビームサーベルとか腰の辺りとか変色しちゃってるけど
中に入ってた部分は綺麗なままです。Gメカはガンダムを守ってるなー。
このガンダムの最大の特徴はつま先がぐきっと曲がる所。
これによってGメカ後部が薄くなって
空気力学的に飛びそう感がちょっと増しています。
まあ ぶ厚いままでも力まかせに飛んでる感じがして
それはそれで好きなんだけど。